ENTOROについて
ENTOROという名前の由来
ENTOROという名前は、二つの言葉から生まれました。
ひとつは、秩序が崩れていく自然の原理を示す「エントロピー」。
もうひとつは、やんわりとくつろいだ感覚を表す「とろとろ(とろける)」。
どんなものも形を保ち続けることはできません。
崩れていくとはこれはまた物騒で、悲しくていやな言葉に聞こえるかもしれません。
でも私は、この自然法則から、やがて長い時を経てゆるやかに変化していく様を思い描きました。
それは愛おしく、懐かしく、優しい時間の流れのイメージなのです。
木材は使い込む毎に色艶を増していきます。
布は柔らかく肌馴染みの良いものになっていき、金属は酸素を吸い風合いを変え、
プラスチックは日を浴び水を浴びして風化していきます。
私たちも、世界もあたりまえのように、時間とともに変化をしています。
これはむしろ、美しい日々です。
ENTOROはその時間の流れを肯定し、
形あるものが移ろっていく美しさを表現したいと考えています。
ENTOROが考える「モノ」
モノは、ただ機能を果たすだけの存在ではありません。
手にした人の生活に寄り添い、年月とともに愛着が深まっていく。
そうした関係が生まれてこそ、長く大切にされるものになる。
だからこそ私たちは、短いサイクルで使い捨てられる製品ではなく、
修理しながら、手をかけながら、育てていけるものを作りたいと考えています。
ENTOROのモノづくり
大量生産・大量消費の仕組みに頼るのではなく、
いまの技術を活かしながら、必要な分を必要な人に届けていく。
AIやロボティクスといった新しい道具は、職人の感覚と結びつくことで、
持続可能なものづくりを後押ししてくれます。
けれど、持続可能性は仕組みや制度だけでは成立しません。
作り手がものづくりを愛し、使い手がそのものを愛する。
その関係があってこそ、本当に続いていくのだと思います。
ENTOROが目指す、これから
ENTOROが目指すのは、ただ「便利」なものではありません。
暮らしの中に静かにとけ込み、時間とともに味わいを深め、
やがてなくてはならない存在となるもの。
北海道の自然の中から生まれた光や形を通して、
世界中の暮らしに、長く寄り添うものを届けていきます。